建築家とは一般に、一級建築士の資格を持っている専門家だ。ただ、同じ一級建築士でもいろいろなタイプがある。家の設計を頼むのは、独立して事務所を構えているタイプだ。こうした建築家の探し方はいろいろあるが、主に建築雑誌などを見て気に入った施工例の設計者を調べたり、友人・知人に紹介してもらうケースが多いようだ。最近ではインターネット上で設計事務所を紹介しているサイトもあるので利用してみても良いだろう。ただし、建築家や設計事務所によっては、ビルや店舗の設計を主に手がけ、住宅をあまり得意としない場合がある。少なくとも過去の作品を見せてもらうべきだ。また、建築家との相性がとても重要だ。気に入っても、ちょっと性格的に合わないと思ったらやめたほうが無難かもしれない。最初から「この人で」と決めてかからず、何度か話をしてみることをお勧めする。建築家に依頼する際には、工事費の10%前後の設計監理料がかかる。これを高いと考えるか、安いと考えるかが、建築家に頼むかどうかの最初の分かれ目だ。家族のライフスタイルや生き方が反映された家ができ、工事費の見積りや工事内容についても第三者の立場でチェックしてくれることを考えれば、決して高くない。それに、意外に思われるかもしれませんが、ローコスト住宅を建てるなら、住宅メーカーなどより建築家に依頼したほうがいいだろう。あらかじめ提示された予算をもとに、柔軟に知恵を絞ってくれる。私も海外からの輸入品、地域材、職人など独目のネットワークにより、ご要望に応じてコスト削減の提案をしてきた。その分で、設計監理料の一部が吸収できたりするのだ。
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