工務店とは、主に住宅の建築を行っている建設会社のことだ。地元に密着して事業を行っており、親近感がある。アフターメンテナンスなどの小回りがきき、職人気質のあるところが多いのも特徴だ。ただ、問題は設計と施工が一体になっていることだ。日本では、工務店から住宅メーカー、スーパーゼネコンまで、設計と施工を一体で行うのが当たり前になっていますが、欧米ではむしろ設計は建築事務所、施工は工事会社と、明確に分離するのが常識だ。なぜなら、設計・施工が一体の場合、施主や発注者に見積りをチェックする能力がなければ、工事金額の妥当性が分からない。また、工事について第三者のチェックが入らないため、ミスや手抜きのおそれが高まるからだ。しかも、日本全国には十数万社の工務店があるともいわれ、規模や実績、技術力、サービスの質、人材など千差万別だ。
特徴を理解し、その良さを引き出す
選び方としては、や実績が重要だ。工務店によって得意とする構造や工法、部材デザインなどがある。これまでの住宅の施工例をできるだけ多く見せてもらい、できれば施主の話も直接聞くといいだろう。その中から、なんとなく感じるものがあるはずだ。また、工務店は比較的規模が小さく、経営者(社長)の個性、考え方がストレートに会社の体質や家づくりに表れる。経営者自身にぜひ会ってみて、家づくりに対する姿勢を確認してほしい。いずれにしろ、工務店に依頼するなら、その会社の特長よく理解し、施主自身も全てお任せではなく、その良さを最大限引き出すよう心がけることが大切だ。
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