動線計画

動線とは、人の動さを線で結んだもので、次のような書類がある。
①家事動線~主婦が家事のためにキッチンやダイニングに出入り
したりユーティリティに行ったりする動線
②日常動線~家族が日常、自分の部屋とリビングや玄関を行き来
する動線
③衛生動線~トイレや浴室に行くための動線
④来客動線~来客があったときの来客の動線
⑤裏動線~ひとつの動線が使えないときの予備の動線
これらの動線を図面に落とし込んで、よく通る部分は短く、たまにしか通らない部分は長くてもよいと考え、調整していくのが動線計画だ。特に家事動線はできるだけ短く、効率良くしておくことが大切だ。また、来客時などに本来の動線とは別に裏動線を用意しておくと便利だ。たとえば、リビングに来客がある場合、玄関からダイニングへ行くときにリビングを通らなくてもキッチンを通っていけるようにするのだ。来客の多い家なら、裏動線はぜひ欲しいところだ。一方、子供の生活動線がリビングを必ず通るようにするなど、別の配慮が必要な場合もある。家族のライフスタイルをふまえ、毎日の生活シーンを思い浮かべながら、検討してみよう。具体的な例をいくつかあげてみる。たとえば、動線を効率的にし、裏動線をつくるのにも便利なのがサーキュレート式動線だ。キッチンを中心に家事動線がひとつの「輪」になるものだ。動線計画は頭の中だけで考えていても、なかなかまとまらない。モデルハウスなどいろいろな間取りを見てみることをお勧めする。また、集めたパンフレットに動線を書き込むと、図面と体験が合体され、よりよく理解できるだろう。

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